09 | 2017/10 | 11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マンガ 『テガミバチ』 

サブカルチャー・ショックで最初に雑感を綴るマンガは、『眠兎』や『I’ll』などの作品で知られるマンガ家の浅田 弘幸さんが描く『テガミバチ』です。



Amazonにて詳細確認が出来ます


~ 『テガミバチ』 ストーリー ~

母と離ればなれになった幼いラグは、
BEE(国家公務郵便配達員)のゴーシュと出会う。

ラグは、ゴーシュを通してBEEの素晴らしさを感じると共に、
ゴーシュの人柄に触れ、彼に憧れを抱く様になる。

やがて、ラグとゴーシュが出会ってから数年。
成長したラグは、BEEの採用試験を受ける為に旅立つのであった。

旅の途中、ラグは不思議な少女ニッチ、珍妙な動物ステーキと出会う。
ラグは一人と一匹を仲間に加え、BEEの採用試験を受け見事合格を果たす。

BEEになったラグは相棒のニッチたちと、憧れのゴーシュに会いに行くが…。




さて、おいらが、この『テガミバチ』を初めて知ったのは、週刊少年ジャンプの特別読切り掲載でした。この時の物語は、ラグたちが老犬ダーウィンと共にとあるお墓まで、テガミを届けるというモノでした。その物語を読み終え…「なんて良いマンガなんだ」…と、心が暖まりとても感動した事を憶えています。そして、読後すぐにコミックスを買いに走りました。『テガミバチ』を特別掲載してくれた週刊少年ジャンプに感謝、感謝です(笑)

ところで、何故に『テガミバチ』が週刊少年ジャンプに掲載されたのか気になり調べてみましたら…

元々は月刊少年ジャンプで連載されていたマンガだったらしいのですが、同誌の休刊に伴い、次の連載雑誌が決定するまでの措置として、週刊少年ジャンプへ特別掲載されたのだそうです。そして『テガミバチ』は、現在、ジャンプスクエアという雑誌にて連載中で、コミックも1~6巻まで刊行中で小説やCDドラマも発売中です。その他にもジャンプスーパーアニメツアーにてアニメが上映されたり、相棒ニッチ(珍獣ステーキ付き)のフィギュアの発売が決定するなど密かに人気を集めています。

こころが詰め込まれた想い溢れるテガミを、届け紡ぐBEEたちの活躍を描いた作品。

『テガミバチ』

おいらの好きなマンガの一つです。






『テガミバチ』 心に残った台詞


へいきだ ラグがわすれても ニッチがラグを わすれないからな
だからずっと いっしょだ


(テガミバチ 第八話 ニッチの台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


スポンサーサイト

マンガ2 『CROWS』 

Amazonにて詳細確認が出来ます


~ 『CROWS』 ストーリー ~

カラス(CROW)の学校の異名で知られている、
屈指の不良高校・鈴蘭男子高校に転校して来た「坊屋 春道」は、
不良たちの校内紛争に巻き込まれてしまう。

だが、春道は、海老塚三人衆、
阪東一派を相手に圧倒的なケンカ強さでこれらを退け、校内紛争を鎮める。

校内紛争を鎮めた事で、坊屋春道の名は校内外で知られる様になり…

やがて、『武装戦線』 『県南の5人組』 『鳳仙学園』 『スネイク・ヘッズ』など、
様々な強敵とケンカを繰広げる事となる…。




『CROWS』の魅力は何と言っても、熱い不良たちの青春ドラマです!

このマンガ。当初は、主人公の春道がケンカに巻き込まれ、痛快なバトルを繰広げるアクションマンガだったのですが、話数を重ねる毎に段々と「坊屋 春道」を中心に、カラスの学校「鈴蘭男子高校」・ライダー集団「武装戦線」・対鈴蘭同盟「黒焚連合」などの各不良たち、個人にもスポットを当てた青春群像劇のテイストを帯びて来ます。

やがては、痛快バトルアクションに青春群像劇が完全にプラスされる形となり、元々面白かった作品が、更に何百倍もの面白さに膨れ上がりました。その結果、『CROWS』は月刊少年チャンピオンの看板マンガと相成りました!!

高橋ヒロシさんが描く、その『CROWS』を当時学生だったおいらは、熱くカッコイイ不良たちに憧れ、共感しては夢中で読み耽っていた記憶があります。

そんな思い出と共に『CROWS』は好きな作品の一つです。

おいらの青春のバイブルの一冊である『CROWS』ですが、連載の方は1998年に終了しています。けれど現在でもキャラクターフィギュア、パーカーを始めとしたファッション、シルバーアクセサリーなどが発売されていたり、続編にあたるマンガ『WORST』が連載中だったりとシリーズとして根強い人気があります。

その人気に後押しされるかの様に、一昨年には『CROWS』の前時代を描いた実写映画『クローズZERO』が公開されたりもしています!


クローズZERO プレミアム・エディション [DVD] クローズZERO プレミアム・エディション

 原作:高橋ヒロシ 監督:三池崇史
 出演:小栗旬、山田孝之、黒木メイサ、高岡蒼甫 他


 メーカー:Happinet(SB)(D)
 2008年 4月18日発売
 希望小売価格 5.985円

 ◆画像クリックでAmazonにて詳細確認・購入が出来ます。



『クローズZERO』はバイオレスに定評のある三池監督が、『CROWS』をオマージュする形の映像表現をしている様に感じられ、俳優陣の熱演も手伝い、個人的にはマンガ原作同様の熱い作品だと思っています!!

更に、今年は『クローズZERO』の続編『クローズZEROⅡ』が4月11日から公開されるんです!!! 『CROWS』の人気がこれだけ根強いと、一ファンとして何だか嬉しくなってしまいます(^□^)

にょほほ♪ 『クローズZEROⅡ』もちろん、おいらは劇場へ観に行きますよ~☆







『CROWS』 心に残った台詞


離れた町の兄弟か…フフッ…悪くねーぜ…


(CROWS ?39 九能 龍信の台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ3 『ラッキー』 

『ラッキー』


Amazonにて詳細を確認出来ます


村上かつら 著




カバーイラストに惹かれ、何気なしに手に取った、
村上かつらさんの作品『ラッキー』

母が子を想う気持ち。子が母を想う気持ち。
家族という絆を通して、犬ロボ ラッキーがご主人を想う気持ち。

それらの想いが スーッと心に伝わってくる とても暖かな作品でした。

優しい気持ちを忘れそうになったら
優しい気持ちに包まれたくなったら
優しい気持ちを人に伝えたくなったら

その時は、この『ラッキー』を想い出します。








『ラッキー』 心に残った台詞


やっと あえた…… サチコの いちばん だいじな ユウタ


(第2話 ラッキーの台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ


マンガ4 『蒼天航路』 

『蒼天航路』

Amazonにて詳細確認が出来ます

原作:李 學仁 作画:王 欣太



『蒼天航路』は、週刊モーニングにて連載された三国志を題材にしたマンガです。このマンガ。1994年に連載が開始され、当初は、原作:李 學仁(イ ハギン)さん、作画:王 欣太(きんぐ ごんた)さんのコンビで描かれていたのですが、1998年に李 學仁さんが肝臓癌にて逝去されたあとは、王 欣太さんが一人で執筆を続けます。そして2005年11月を持って、『蒼天航路』というマンガは後漢末の激動から曹操の死までを見事に描き切り完結となりました。

連載当初から『蒼天航路』を愛読していたおいらにとって、『蒼天航路』の最終話に、完結に、号泣した記憶があります。喜怒哀楽、全ての情感において様々な名場面がある『蒼天航路』ですが、最終話のラストシーンは『蒼天航路』屈指の名場面だとおいらは私的に感じています。

あのラストシーンは『蒼天航路』を最初から愛読して来た者にとっては、もう本当に…(*TДT)人(TДT*)


……
………

コホン(← 感動に浸りたいが、先に進む為の咳払い)。


さて、そんな『蒼天航路』の魅力を三つ、おいらなりに、ご紹介させて頂きたいと思います。


一、三国志演義(小説)ではなく三国志(正史)を基に描かれている。

なので、演義の様に儒教のプロパガンダ的な劉備などは登場しません。
逆に、活き活きと後漢末を駆け巡る曹操、劉備を始めとする英雄たちが登場します。

だからと言って、演義を蔑ろにしている訳では決してなく、
正史に則りながらも演義の虚実も実に見事に織り交ぜられています。


二、法家、儒家を軸に、様々な英雄たちの思想が激突する。

それは正に極上の人間ドラマです。その人間ドラマは、李 學仁さんから、
王 欣太さんに引き継がれてからも色褪せる事なく輝きを増し続けました。

お二人の三国志における思想の読解力と表現力には感極まるモノがあります。


三、李 學仁さんが紡ぎ、王 欣太さんが描く個性溢れる登場人物たち。

人間と法の究極を追求する曹操。曹操に焦がれるが、儒に背信出来なかった荀。
破天荒な魅力を持つ夢想家 劉備。武人としてか統治者としてか揺れ動く関羽。
堅固大胆な若き君主 孫権。王佐の才として、為すべき事を示し表した周瑜。

等など、驚くほど描き込まれた魅力満ちる人物たちが登場し、物語に華を咲かせています。


その他にも沢山の魅力が詰まった『蒼天航路』は、誤解を恐れずに言えば、エンターティメントの三国志としては最高峰の作品であると断言出来ます。後にも先にもこれ以上の三国志作品は出て来ないのでは…と私的には感じています。

おいらは、それ程に『蒼天航路』が好きです。大好きな作品です。

そんな大好きな『蒼天航路』が、なんと4月7日から連続TVアニメーションとして日本テレビで放送されるそうです。放送日時は、毎週火曜日の深夜25時59分からだそうで…。アニメ化に一抹の不安はありますが、バッチリ録画してアニメの方も最後まで見届けようと思っています(・3☆)







『蒼天航路』 心に残った台詞


水晶を探しにいくか この蒼き天の向こうへ


(蒼天航路 36巻 最終話 曹操の台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ5 『夕凪の街 桜の国』 

『夕凪の街 桜の国』


Amazonにて詳細を確認出来ます


こうの史代 著




― 広島のある日本のある この世界を愛するすべての人へ ―


上記の帯タイトルに惹きつけられ、
こうの史代さんの作品『夕凪の街 桜の国』を購読しまた。

こうの史代さんの感性、表現力のなんと素晴らしい事でしょう。
作品のあとがきに、こうのさんはこの様な事を書き記しています。



「 ああでも、残念ながらこの本は反核まんがではないかも知れない。
反核と思えるのはわたし達が、知らない人でも 何十年経っても
『やった! またひとり殺せた』と思えるくらい憎い、
同じくらい憎まれてもいい民族を知らないというだけの話だから……。 」



作品を読み終え、あとがきを読み、一気に感情が溢れ、解き放たれた感じがしました。
それはとても不思議な感情でした。それはとても言葉では言えない感情でした。

ただ、おいらが言葉で言える事があるとすれば、それは…
『夕凪の街 桜の国』はヒロシマのお話であるという事。
そして、愛ある人たちの物語であるという事です。









ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ


マンガ6 『クリオの男』 

『クリオの男』

Amazonにて詳細確認が出来ます

木葉 功一 著



~ ストーリー ~

いわく因縁つきの美術品へ自ら潜り、悪いジンクスを取り払う事が出来る矢堂 一彦。

彼はかつて自分が犯した失敗により、
かけがえのない女(ひと)を窮地に追い込んでしまった過去を持っている…。

その過去の失敗から、かけがえのない女(ひと)を取り戻す為に、
彼はいわく因縁つきの美術品へと潜る日々を続ける…。


―  クリオダイバー  ―


骨董品や美術品など物の中に蓄えられている過去の情報世界に潜る人


『記憶の海の冒険使者』


これは、矢堂 一彦こと、『クリオの男』が記憶の海に潜り、
かけがえのない女(ひと)を取り戻すまでの物語である。




『クリオの男』は、2001年から2002年まで月刊イブニング(現在は隔週)にて連載された作品です。『クリオの男』では、クリオダイバーである一彦が、「赤いスペシャルカー」「スペイン最大のエメラルド」「ドイツ製カメラ」など、いわく因縁つきの骨董品、美術品に潜り、その物に憑いている悪いジンクスを取り払って行きます。元凶となるジンクスも、「特攻したドイツ軍パイロットの記憶」「黒死病の保菌者 炎の魔女の記憶」「両親の死をキッカケに邪眼を宿した少女の記憶」など様々です。『クリオの男』は、サイコファンタジー、はたまたサイコミステリーとでも言えるマンガかもしれません。

そんな『クリオの男』の一番の魅力は、やはり一彦が対峙する元凶となるジンクス「記憶」です。儚くも気高い記憶の海のなかで繰広げられる人間ドラマは、本当に読み応えがあり素晴らしいです。木葉さんの描く人物たちが織成すドラマのなんと魅力的な事でしょう。おいらなんかは、この『クリオの男』を始めとする木葉さんの作品を読む度に、その表現力の豊かさに、色褪せた感動では決してない、新鮮な感動をいつも憶えてしまいます。

おいらにとって、木葉 功一さんは好きなマンガ家さんの一人です。そして『クリオの男』は好きな作品の一つです。






『クリオの男』 心に残った台詞


炎の魔女も 夢から醒めたよ


(DIVE03 矢堂 一彦の台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ7 『前夜祭』 

『前夜祭』


Amazonにて詳細確認が出来ます


小田 扉 著



~ ストーリー ~

朝毛第二中学校。
この中学には、毎年、文化祭で催される伝統行事がある。

その伝統行事の名を「泥祭り」と言う。

この物語は、あるキッカケで、
5年前に催された「泥祭り」を巡る謎を追う事となる用務員さんと、
「泥祭り」実行委員になった少年少女たちの「泥祭り」前夜までを描いた冒険譚である。




『前夜祭』は、2007年 ~ 2009年まで、モーニング増刊「モーニングツー」にて連載された作品です。作者は『団地ともお』などで知られる小田 扉さんです。小田さんの作品と言えばウィットに富んだモノが多いと私的には感じているのですが、この『前夜祭』も、その多分に漏れず、実にウィットに富んだ作品となっている様に思います。小田さんの描く作品は、基本ギャグテイストですが、時折垣間見える人物描写には、現実感ある人間の性(さが)が実に見事に表出されており、おいらなどは、それを観て、読む度にハッとさせられる事が多々あります。単なるギャグマンガとは決して言えないモノが、小田さんの作品にはあると私的には感じています。

さて、『前夜祭』の単行本には、『前夜祭』の他にも、都市伝説を管理する極秘機関の悲哀を綴った『ワタ毛男』や、お弁当の新たな在り方を描いた『もっとつめてみて!!』などの読切り作品が多数収録されています。どの作品もウィットに富んだモノとなっており、とても面白いです。小田 扉さん。好きなマンガ家さんの一人ですy(o^-^o)y




『前夜祭』 心に残った台詞


…あいつも あんな感じで頑張ってたのかなぁ


(前夜祭 第6話 用務員さんの台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ8 『へウレーカ』 

『へウレーカ』


Amazonにて詳細確認が出来ます


岩明 均 著



~ ストーリー ~

紀元前216年。イタリア半島。
ハンニバル率いるカルタゴ軍は、カンネーの戦いでローマ軍に圧勝する。

カンネーの戦いを制したカルタゴは、
次にその矛先をシチリア島の都市シラクサへと向けるのであった…。



ギリシア最大の殖民都市シラクサで日々平穏に暮らす、
スパルタ人のダミッポスは、ローマ人のクラウディアに想いを寄せていた。

そんな、ダミッポスたちの平穏な日々は、
シラクサの親カルタゴ派が都市を制圧する事で崩れてしまう…。

親カルタゴ派は、永年に渡るローマとの盟約を破棄し、
カルタゴと新たに盟約を結ぶ。

そして、親カルタゴ派の粛清が始まり、
市内にいるローマ人が次々と連行され監禁されて行く…。

市内が混乱する最中、危険を感じたダミッポスとクラウディアは、
親ローマ派の重鎮 天才数学者アルキメデスの元へと非難するが…。



これは、
一人のスパルタ人が、一人のローマ人を愛し、
戦争という業火に巻き込まれ抗った物語である。




『へウレーカ』は、2001年から2002年までヤングアニマル増刊「Arasi」にて連載された作品です。ちなみにタイトルの『へウレーカ』とは、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見した際に叫んだ言葉だそうです。作者は『寄生獣』、『ヒストリエ』などで知られる岩明 均さんです。

岩明さんと言えば、そのドラマツルギーの高さ(ディテールの深さ)に定評があるマンガ家さんです。そして、この『へウレーカ』も歴史上の偉人たちを上手くドラマの脇役として起用し、歴史上実在はしたが無名に近い人物を主役に据え、その人物たちに岩明さんが抱く人間観、戦争観を投影させ、それに歴史的解釈を加えた実にドラマテックな作品となっています。

セリフ回し(本作でも岩明節、哲学が炸裂しております)などの人物描写は現代的にアレンジされてはいますが、古代ローマ時代(第二次ポエニ戦争)の出来事を、まるで写実したかの様に描かいており、マンガというフィクションから歴史というノンフィクションを表出させている本作『へウレーカ』に、読後おいらは深く感動したのを憶えています。(厳密に言えば、歴史も、歴史書の観点から見れば…成立した時代、その後の時代、その時々の権力者たちにより曲解、注釈されているのでフィクションと言えるモノなのかもしれませんが…)

『へウレーカ』 好きな作品の一つです。


そして、おいらにとって好きなマンガ家さんの一人である岩明さんは、『へウレーカ』の姉妹作とも言える(時代は違うが、同じ古代地中海世界を扱った)作品 『ヒストリエ』を現在「月刊アフタヌーン」にて連載されています。


Amazonにて詳細確認が出来ます  Amazonにて詳細確認が出来ます

Amazonにて詳細確認が出来ます Amazonにて詳細確認が出来ます Amazonにて詳細確認が出来ます



こちらの作品 『ヒストリエ』も『へウレーカ』同様にとてもドラマテックな作品です。『へウレーカ』の主役ダミッポスは平民でしたが、『ヒストリエ』の主役エウメネスはアレクサンドロス大王に仕えた書記官なんですよね。歴史では、ディアドコイ戦争で志半ばに倒れたエウメネス。マンガでは、エウメネスの未詳の前半生を岩明さん独自の素晴らしい解釈で描き、青年エウメネスがマケドニア王フィリッポス2世に仕え、アレクサンドロス大王に出会った所までの物語がコミックス(5巻まで刊行中)に収録されています。

『へウレーカ』の姉妹作『ヒストリエ』のコミックが出る度に夢中で読み耽っているおいらです(*^∇^*)〃




『へウレーカ』 心に残った台詞


彼女の町を………裏切った


(最終話 ダミッポスの台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ9 『放課後のカリスマ』 

今回、雑感を綴らせて頂きますのは、2008年6月からマンガ雑誌「月刊 IKKI」にて、現在も連載されている『放課後のカリスマ』という作品です。


『放課後のカリスマ』


Amazonにて詳細確認が出来ます   Amazonにて詳細確認が出来ます



スエカネ クミコ  著



~ ストーリー ~


――― 級友は全員、偉人・英雄のクローン。





西暦2XXX年。
オリジナルが志半ばにて倒れ、
成し得る事が出来なかった偉業を達成させる事を目的に、
遺伝子工学の粋を集め造られた子供たち。

「クローン」

そんな世界中の偉人・英雄の
クローンのみが通う学校がある。

そのセントクレイオ学園に、
唯一の非クローンとして在籍する神矢史良。

ナポレオン、フロイト、ナイチンゲール(クローン)ら
級友と共に学園にて日々を過ごす史良だったが、
ある時、偉人のクローンとしての存在意義に、
自分自身の在り方に疑問を感じているマリ・キュリーの相談を受ける事に…





僕だけが、非クローン ―――。




『放課後のカリスマ』を偶然 書店で見つけ、表紙とその帯タイトルに興味を引かれ1、2巻を購入し、何気なしに読み始めますと…その日のうちに1、2巻とも一気に読み終えてしまいましたO(>▽<)O

偉人・英雄たちのクローンたちがオリジナルに対し、コンプレックスやプレッシャーを抱えて学園(中学 or 高校)生活を営み思い悩む姿(オリジナルとは違う、自分という存在に対する葛藤)などが、非クローンである主人公 神矢史良の視点を通して描かれており、またソレと平行して、クローンを育成する学園の謎+学園を隠れ蓑に行われているクローンに対する各国の思惑に、クローンを憎み 彼らの抹殺を画作するストライカーという集団の動向なども描かれており、『放課後のカリスマ』はSF学園サスペンスという冠名が付いてもよい程の様相を呈している個性的で読み応えある作品となっているのでは…と、いう事を読後に感じました。

それから更に付け加えますと…マンガとしてのしっかりとした構成・画力も然ることながら、偉人・英雄たちのクローンが学園生活を送るというその発想力に、おいらは何より驚嘆してしまいました。この『放課後のカリスマ』を世に送り出した作者であるスエカネクミコさんの発想力に、僭越ながら喝采を贈らせて頂きたいと思います。読んでいて本当に素晴らしさを感じました♪(◎∀☆)♪

『放課後のカリスマ』。今後が楽しみなマンガ作品の一つです☆






『放課後のカリスマ』 心に残った台詞


その先の未来を知るために、
みんなは生まれてきたんじゃないかな。
クローンてさ、「新しい未来」作るんだろ。


( 第2巻 第8話 史良の台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


マンガ10 『仮面ライダーSPIRITS』 

今回、雑感を綴らせて頂きますのは、2000年12月から2009年1月まで、マンガ雑誌「月刊マガジンZ」で連載されていた『仮面ライダーSPIRITS』という作品です。ちなみに、コミックスは16巻まで発売されております。


『仮面ライダーSPIRITS』


Amazonにて詳細確認が出来ます

 原作 石ノ森 章太郎
漫画 村枝 賢一



~ 序章ストーリー ~

仮面ライダー。

彼らは狂信的なカルト集団と戦い、人類を破滅から救った存在である。

そして彼らは現在も、人知れず戦い続けている…
誰かの為に、人々の笑顔を見る為に―――。





ニューヨーク。
この街に、かつて仮面ライダーと共に戦った男が居る。
彼の名は、滝 和也。

現職のFBI捜査官である滝は、捜査会議での問題発言がきっかけで、
捜査を外されてしまったものの、今 ニューヨークを騒がしている
ミイラ殺人事件とハーレム失踪事件を独自に捜査していた。

最近、ハーレムに赴任して来た教会の神父、
ぺトレスクが怪しいと睨みを利かせる滝であったが…
そんな矢先、滝が親しくしているハーレムの子供たちの1人が
バケモノに襲われたと、馴染みである喫茶店のマスターから聞かされる。

現場に急行した滝が見たものは、
改造手術を受け怪人となってしまった…
ハーレムの子供たちのリーダー スパイクの姿だった!?

スパイクは 滝に、ぺトレスク神父に呼ばれ教会へ行き、
そこで何かをされたと訴えるが…やがて自我が崩壊し出し…
スパイクは、滝に襲い掛かる!

滝の必死の説得に、一瞬 自我を取り戻したスパイクであったが、
ぺトレスク神父から受けた改造手術には完全に抗う事が出来ず、滝を攻撃し傷つけてしまう。
そして、これ以上 滝を傷つけたくないスパイクは、その場から飛び去るのであった。

スパイクの去った後、滝は怒りに震えていた。

歌手になる事で、ハーレムの子供たちの希望になる事を夢見ていたスパイク。
そんなスパイクの夢を踏み躙り、子供たちを傷つけたぺトレスク神父。

滝は決意する!!

子供たちに幾度となく話した戦友(仮面ライダー)の様に、
今度は自分が仮面ライダーに成り代わり子供たちを救う事を…。





仮面ライダーに成り代わる武装をし、
ぺトレスク神父のいる教会へと突撃した滝。

スパイクを救う為、ぺトレスク神父率いる
怪人軍団と果敢に戦い善戦する滝であったが…
正体を顕(あらわ)にしたぺトレスク神父の前では成す術なく、
捕捉され、絶対絶命の窮地へと追い込まてしまう!?

最早、これまでかと思われた その時…彼は現れた!
彼の名は、仮面ライダー1号こと本郷 猛。

かつて滝と共にカルト集団ショッカー・ゲルショッカーを壊滅させた男であり、
滝にとってかけがえのない戦友(とも)の一人である!!


敵は多いな滝… いや・・・・・・たいした事はないか・・・・
・・・・今夜はお前と俺でダブルライダーだからな







二人のライダーの活躍により、ぺトレスク神父率いる怪人軍団は倒れ、
ニューヨークを騒がしていた事件は解決を迎えた。
そして、怪人化していたスパイクも本郷が持ってきたワクチンにより、
無事に人間へと戻る事が出来たのであった。





戦友(とも)は言う。

また戦いが始まるかもしれない


戦友(とも)は答える。

ちぇ しゃあねぇ・・・・ 手伝ってやらあ


滝も本郷も感じていた…
新たな、そして強大な闇の咆哮を…。






全ての元凶 バダンを相手に、

滝・1号・2号・V3・ライダーマン・X・アマゾン・ストロンガー・スーパー1、
仮面ライダーたちの魂焦がす戦いが再び!!

そして…
SPIRITS隊、仮面ライダーZXの魂燃える戦いが始まる!!!




「俺たちのフィールド」や「RED」などの作品で知られ、ご本人も大の仮面ライダー好きであるマンガ家 村枝賢一さんが魂を刻み、込め、圧倒的な画力で描いている 『仮面ライダーSPIRITS』!! 一度でも特撮ヒーローに憧れた事のある方でしたら、このマンガを一読さえすれば、その熱い物語に魂揺さ振られ仮面ライダーたちの心躍る活躍ぶりに忽(たちま)ち、彼ら(仮面ライダーたち)の虜になってしまう事でしょう。それ程に、この『仮面ライダーSPIRITS』は魂溢れ血潮漲る素晴らしい作品となっています☆

物語の概要はと言うと…第1部 『仮面ライダーSPIRITS』(コミックス 1~3巻)では、1号からスーパー1まで9人の仮面ライダーのTVシリーズ後の活躍を描き、 第2部 『仮面ライダーZX Forget Memories』(コミックス 4~8巻)では、10人目の仮面ライダーとなるZX(ゼクロス)が、かつて仮面ライダーたちがそれぞれ壊滅させたカルト集団(ショッカーなど)を影から操っていた全ての元凶 バダンからの呪縛を解き放ち、仮面ライダーとして覚醒するまでを描き、第3部『仮面ライダーZX DRAGON ROAD』(コミックス 8~16巻)では、10人ライダー&SPIRITS隊(第3部で結成される仮面ライダーをサポートする隊)と、全ての元凶 バダンとの激闘を描いております。

第1部から第3部まで、どれも読み応えがあり、おいらなどは新刊が出る度に、まず新刊を読み、その後で1巻から既刊されてる分を読み返しています☆☆ 特に10巻でのSPIRITS隊結成のエピソードは現段階で、私的に作品内のベストエピソードとなっておりまして…滝 和也の仮面ライダーたちを想う気持ちにはいつもグッと来てしまいます! その時の滝和也のカッコ良さはもう言葉で言い表せません。とにかくカッコ良いです、滝 和也は(ゝД//)〇"~☆

滝以外にも、元祖仮面ライダー 1号(本郷 猛)、敵を知るためにバダンへと潜入する事を決意したライダーマン(結城 丈二)、タックル( 岬 ユリ子)想う ストロンガー(城 茂)など、仮面ライダーたちもみんなカッコ良いんですよ!!! それだけでなく、アンリエッタ・バーキンをはじめとするSPIRITS隊の面々に加え、立花 藤兵衛(おやっさん)をはじめとする仮面ライダーたちをサポートする様々な人物たちもとても魅力的なんです。勿論、ヤマアラシロイド(ニードル)、タイガーロイド(三影 英介)をはじめとするバダンの怪人たちも魅せてくれますよ。

仮面ライダーを心から愛し、原作者 石ノ森 章太郎さんへのリスペクト、オマージュを忘れない村枝賢一さんだからこそ描く事が出来る傑作『仮面ライダーSPIRITS』。私的には、これでもかと言う程好きな作品です。

さて、おいらの好きな『仮面ライダーSPIRITS』ですが、今年の1月に連載誌「月刊マガジンZ」が休刊する運びとなり、それに伴い…物語の途中だったのですが『仮面ライダーSPIRITS』の連載も終了を迎える事なったそうです。実はおいら今月の中旬に発売された新刊『新・仮面ライダーSPIRITS』1巻を購読するまで、全くその事を知りませんでした…。「ん? 「新」だって?」と、今思われた方、そうなんです♪ 連載誌の休刊にも負ける事なく『仮面ライダーSPIRITS』は装いも新たに、今年の7月から「月刊少年マガジン」へ移籍し、タイトルを『新・仮面ライダーSPIRITS』と改め連載を再開しております。もしかしたら知らぬ間に未完で終了していたかもしれないと思うとゾッとしつつ、けれど連載が再開され新刊も発売された事に喜んでいるおいらであります。いやー、連載が再開されて本当に良かったです♪ これからも仮面ライダーたちに焦がれ、心躍らせながら『仮面ライダーSPIRITS』を読み続けたいと思いますо(≧∇≦)〇゛






『仮面ライダーSPIRITS』 心に残った台詞


あんな生き様 お前らのような ふぬけに務まるかよ
ま・・・・ かくいう俺も お前らと同じ ふぬけなんだがな
そうよ・・・・この体じゃあ ライダーの能力には遠く及ばねえ
だがな・・・・魂くらい・・・・魂くらいは・・・・
それでも・・・まだまだ つりあわねんだがよ・・・・


( 第10巻 第3部 第9話「魂の結成」 滝 和也の台詞より引用)







ランキング参加中
にほんブログ村 漫画ブログへ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。