06 | 2010/07 | 08

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大河ドラマ 『龍馬伝』 第30回 レビュー 

大河ドラマ 『龍馬伝』 第30回 「龍馬の秘策」を観ましたー☆


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前回に引き続き、今回の舞台美術…長崎の街並みが、賑やかさに溢れていて良いなと感じました。あと、大浦慶たち商人に挑発され激怒した陸奥陽之助が豪商邸から飛び出し、ソレを坂本龍馬が追いかけるシーンに登場していた…顔を嘗(な)め舐(な)めしている猫ちゃん。陽之助の怒声に反応し、彼の方を振り向いたりもしていて、何とも芸達者な猫ちゃんだなと感心しちゃいました。いや、もしかしたら、猫ちゃんの反応(顔を嘗める・陽之助の方を振り向く)が出るまで、何度も撮り直したのだとしたら…これまた妥協しない素晴らしい演出と言えるのかもしれませんね。顔を嘗めていた猫が、陽之助の怒声で振り向くシーン…私的に『龍馬伝』名シーンの一つとなりました(=^▽^=) 

さて、脚本の方ですが…龍馬たちがカステラ作りに精を出すシーンには、爆笑しちゃいました。龍馬がカステラを作るという発想はおいらには逆立ちしたって出てこなかったです。あのシーン単体として観ると、妙にほのぼのしてしまうシーンだなと思いました(笑)

今回は、池内蔵太が登場しましたね。『龍馬伝』の補足として、彼の事を少し説明したいと思います。内蔵太は、1841年に 土佐藩の下士(郷士)の子として生まれます。1861年には、江戸に遊学し、攘夷などの見識を広めたと言われています。その後は、武市半平太率いる土佐勤皇党に参加しますが…1863年には、当時 佐幕的な態度が目立つ山内容堂から、大阪、江戸の視察を命ぜられ、攘夷思想の強かった内蔵太は、これを好機と見て 土佐藩を脱藩し、長州藩へと向い、長州の尊王攘夷運動に積極的に参加する事になります。長州軍の遊撃隊参謀となった内蔵太は、1863年5月に、アメリカ船を砲撃し、その後は天誅組の反乱や、禁門の変などの戦いにも参加しています。そして、龍馬が亀山社中を設立すると、内蔵太もソレに参加し、私設海軍としての海援隊創設に尽力しています。内蔵太は、とにかく行動的であったらしく、しかもかなりのタフガイでもあったみたいです。龍馬は、そんな内蔵太にとても期待しており、「後々、海援隊を継がすとしたら内蔵太以外にいない」と言っていたという逸話が残っています。私的に、内蔵太は魅力溢れ、剛力ある志士だったのではと思っています。

…そんな内蔵太なのですが、『龍馬伝』では、龍馬に思いっきりタメ口を利いてましたね。。。 史実だと、1865年の時点で龍馬は31歳、内蔵太は25歳の筈なのですが…しかも同身分(下士)でもある二人(厳密には龍馬の方が下士としての身分は上です)、もちろん幼馴染でもありません。。。 うーん、1~3歳の開きならともかく(それでも稀ではありますが)…幕末期には年功序列が歴然と息衝(づ)いている筈なのに…『龍馬伝』では年長者にタメ口の内蔵太。。。 『龍馬伝』に於ける龍馬と内蔵太は、同年齢もしくは、幼馴染という設定なのでしょうかね。。。

あと、お元…隠れキリシタンという設定なのでしょうけど…踏みますか…聖母マリアの絵を。現代と違い、江戸時代の信仰心は…封建制度から来る環境(抗っても抜け出せない身分)から…庶民たちは特に(信仰が)深い筈なのですが…今回の『龍馬伝』で描かれた踏絵シーンに於けるお元の行動…あの出来事が…史実でもし起きたならば、即刻他の隠れキリシタンにその情報が流れる事となり、確実に対象者が抹殺される様な出来事だと思われます(なぜ、情報が流れるのかと言いますと、踏絵の情報は隠れキリシタンも知り得る事ですし、対象者が その踏絵を逃れた事がすぐ知れ渡るからです)。。。うーん、お元…色々な意味で、とんでもなく危険な人物なのかもしれませんね(爆)

それから、グラバーとの武器購入に伴う交渉シーンで、小松帯刀が「薩摩には砂糖も樟脳(もしくは晶洞)もある。金になるし、何は事かかん!」と言っておりましたが…史実に照らし合わせますと、この発言眉唾モノです。。。 この時代、諸外国が進出して来たせいで、幕府も含め諸藩は常に金欠状態だった筈なのですが…その為、薩摩藩などはいち早く贋金を作り利用しています。ちなみに、贋金作りは、土佐勤皇党の間崎哲馬も提唱しており、ソレを受け継ぐ形で、海援隊設立後 龍馬が土佐藩に贋金製造計画を持ち込みます。そして、土佐藩もその計画に賛同する事となり、薩摩藩などへ密偵を送る事となるのですが(龍馬は亀山社中設立前に、数ヵ月 薩摩に留まっているのですが、その時にも贋金について探っていたと言う逸話もあります)…『龍馬伝』では、どうやらこの辺は描かれないみたいですね。私的に、ちょっと残念です(=_=)

そして、『龍馬伝』では、薩長同盟の発案者が龍馬みたいな描かれ方をしていましたが…史実だと薩長同盟の発案者は中岡慎太郎です。その考えを書いた手紙も残っちょります(爆) しかし、これは…創作ドラマで、しかもタイトルが『龍馬伝』なので致し方ない事なのかもしれませんね。。。

さてさて、今回…初心に戻って観るつもりが、どうしても脚本が気になってしまい。。。 前回と同じテイストで観てしまいました(爆) ですが次回の「西郷はまだか」では、上川隆也さん演じる中岡慎太郎が登場する様ですので、次回こそ初心に戻り、そして上川さんのお芝居を楽しみに観ようと思います(^▽^*)






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