07 | 2010/08 | 09

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大河ドラマ 『龍馬伝』 第31回 レビュー 

大河ドラマ 『龍馬伝』 第31回 「西郷はまだか」を観ましたー☆


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前回のカステラ作りから一転、今回の坂本龍馬は薩長同盟の為に奔走していましたね。なんとも落差の激しい展開だなと思いつつ…今回単体で観ると、おいら『龍馬伝』をはじめて歴史ドラマとして観る事が出来ました。坂本龍馬と中岡慎太郎の役割が一部すり替わっていたり等の創作はありましたが、今回の『龍馬伝』の脚本は、史実・歴史を実直に捉えた上での創作となっていた感があり、私的には本当に観応えのある回となっていました。

今回を振り返りますと…後藤象二郎が岩崎弥太郎の家を訪れたのは、弥太郎を土佐商会の主任へと任命する為の布石として描いているのでしょうね。それから、陸奥陽之助の活躍にも好感持てました。あと、西郷吉之助こと隆盛の船に密偵が忍び込でいたのも、西郷が京へ向った理由をよりドラマテックにする為なのだろうなと思い、これまた好感が持てました。そして、今回は何と言っても、上川隆也さん演じる中岡慎太郎の登場が一番嬉しかったです。

上川さんの実直でいて剛胆な演技から来るお芝居は本当に素晴らしく、特に「長州を助ける為に東奔西走しちょった。あの藩は強い志を持っちゅう。…それは武市さんの志でもあるがぜよ。……わしは、あのお方に出会(でおう)て目ぇが覚めた。武市さんの様に一切の私心なく天下の為に働きたいがじゃ」という慕情と心情を語ったセリフを、上川さん演じる慎太郎から聞いた時は…『龍馬伝』に於ける中岡慎太郎は、確かに武市半平太の志を受け継いでいるのだと…おいら 胸が熱くなりました。上川さん演じる中岡慎太郎の今後の活躍が楽しみでなりません(*^∀^*)

それで『龍馬伝』の補足として、ここで中岡慎太郎について説明させて頂きます。

中岡慎太郎は、土佐国 北川郷の庄屋(村役人)見習いをしていたのですが、時勢に関心を強め、1861年に武市半平太 が結成した土佐勤皇党へ参加します。翌年には、長州藩の久坂玄瑞 、山県半蔵 と共に、松代藩で謹慎中だった佐久間 象山 を訪問し、国際情勢、国防論、政治改革について学び、志士としての意識を高めたと言われます。1863年、「八月十八日の政変(薩摩藩ら公武合体派が、長州藩ら尊皇攘夷派を政治の中心地 京都から追放した政変)」後、土佐藩内にて、土佐勤皇党への弾圧が強くなってくると、身の危険を感じ脱藩。長州藩へと亡命し、名を石川清之助と改めています。慎太郎は、長州藩の外国船砲撃を、アメリカの独立運動に重ねる論客であったと言われています。1864年には、薩摩藩の最高権力者である島津 久光 の暗殺を画作し頓挫しています。同年に起きた「禁門の変(長州藩の攘夷積極派が、「藩主の冤罪を帝に訴える」を大義に挙兵し、京都へ攻め入った事件)」では長州側に与して戦い、負傷しています。この戦いで慎太郎は、雄藩同士の戦いの無意味さを知り、思想・活動方針を単なる尊皇攘夷論から、雄藩連合による武力倒幕を含む尊皇攘夷論へと発展させたと言われています。「禁門の変」後は、朝敵となった長州藩を薩摩藩が救援するよう唱えて奔走。海援隊の坂本龍馬、七卿落ちの公卿 三条実美の随臣にして、土佐勤皇党の一員であった土方久元の力を得て、薩長同盟を成し遂げる為に奔走しています。

慎太郎は、普段から気さくな笑顔を絶やさなかった人物で、他藩との会合の後も即座に立ち去る事はせず、互いを労(ねぎら)うなど配慮の人であったそうです。その人徳は厚く、「中岡は信用に足る」という評判は他藩でも語られる程であり、彼の死は 立場を超えた多くの志士たちが悼(いた)んだと言われています。また、坂本龍馬の功績として語られる事が多い薩長同盟、大政奉還などですが、真の立案・立役者は慎太郎であったのではないかとも言われています。それを踏まえ、「近江屋事件」の刺客たちは龍馬を狙ったのではなく、実は慎太郎を狙ったモノであり、龍馬はその巻き添えとなってしまったとも言われています。現在では司馬遼太郎さんらの功績により、知名度抜群の龍馬ですが、幕末時での龍馬の知名度は、その活動期間の短さから 慎太郎と比べるとかなり低くかったと言われています。この様な逸話が残っている事からも、中岡慎太郎は、坂本龍馬 に負けず劣らず 素晴らしい志士だった事が伺えます。

さて、次回は「狙われた龍馬」という事で、予告を観る限りでは 新撰組が龍馬を狙う感じとなる様ですね。史実では京へ向かった西郷吉之助を追いかけて、坂本龍馬と中岡慎太郎も京へと向かっているのですが、その時の事を描くのでしょうかね。次回の『龍馬伝』も、今回の様に史実・歴史を実直に捉えた上の創作を主体とした内容だと良いなと思います(o^。^o)






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