09 | 2010/10 | 11

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大河ドラマ 『龍馬伝』 第41回 レビュー 

大河ドラマ 『龍馬伝』 第41回 「さらば高杉晋作」を観ました…。


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坂本龍馬と高杉晋作の美し過ぎる最後の邂逅シーン…そして、晋作こと谷潜蔵(たにせんぞう)の美しくも儚いラストシーン…トレンディドラマとしては 秀逸な演出、ステレオタイプ的な これまた秀逸なドラマツルギー(脚本)、ソレらを総括するかの様な役者陣の好演には 疑い様がないにも関わらず…おいらは歴史というフィルターを どうしても通して観てしまう為に、件のシーンらには 何一つ感動出来ず…もう 自分自身の先入観(頭の固さ)に言葉もありません。。。

そう言えば…今回では 何に配慮したのかは知りませんが「労咳」という言葉が一切出て来ず「病」で通されていましたね。「労咳」こと「結核」は…空気感染する病気で、非常に感染力が高く 日本では 特に 幕末から明治にかけて猛威を振るい国民病とも呼ばれた程 多く人が患い亡くなっていった 死病なのですが…晋作ほどの人物が「結核」を患っている身で…国の将来を担う志士である木戸貫冶や龍馬に あれ程 近付いて接するのでしょうかね。。。 ドラマだからと言ってしまえばソレまでですが…「結核」を患っているのにも関わらず あれ程 他人を近付ける晋作が 今回の『龍馬伝』での一番の疑問でした。。。

今回、海援隊の会計担当となった土佐商会主任の岩崎弥太郎ですが…史実と同じく『龍馬伝』に於いても 龍馬に見事に集(たか)られていましたね。『龍馬伝』では、集(たか)りシーンは かなりマイルドに描かれていましたが、史実ですと 昨今の日本と中国の関係くらい露骨に、龍馬率いる海援隊の面々は、弥太郎の土佐商会に集(たか)っており…「海援隊はとんだ厄介者だ」という事を、弥太郎は自身の日記に書き記しております。龍馬率いる海援隊の海賊の様な行為に 弥太郎は もの凄く困っていたみたいなのですが、その反面 龍馬と度々 酒を酌み交わし親交を深めていた事も 弥太郎の日記には書き記されています。この事からも 史実の坂本龍馬は『龍馬伝』の坂本龍馬とは また違った魅力を持つ人物だったのでしょうね。私的には史実に近い龍馬を扱った歴史ドラマを観てみたいです(爆)

それから…史実だと坂本龍馬、中岡慎太郎ともに1867年2月に、脱藩罪を赦免されているので…『龍馬伝』でも、今回はその事に触れるのかなと思ったら、明瞭には触れられていませんでしたね。長崎奉行所のシーンで、後藤象二郎が「私(わたくし)の知っちゅう 坂本龍馬は わが 土佐藩の れっきとした藩士でございますきに…」と言っているので、『龍馬伝』では、これで脱藩罪の赦免には触れたという体なのでしょうかね。私的には、もうちょっと分かりやすく、触れてもよいのでは…と、感じると共に…龍馬の脱藩罪の赦免は触れられたけど…慎太郎のは触れられていない…ああ、何だか不遇な慎太郎…と、思ってしまいました。

そんな慎太郎…今回のラスト付近でちょこっと登場しましたね。私的には 上川隆也さん演じる中岡慎太郎の登場は本当に嬉しかったのですが…「坂本龍馬が海援隊を作るんやったら、儂は陸援隊を作る事にする…」と言っている事に驚愕してしまいました。慎太郎の陸援隊の構想は…『龍馬伝』の様な 龍馬に対するライバル心から来る安直な発想で生まれたのではなく…海援隊を設立した龍馬と協議し、討幕の為にと、高杉晋作の奇兵隊を参考にして生まれた構想なのですが…。その事からも、史実の龍馬は バリバリの討幕派で、武力討伐もしっかりと視野に入れていたんですよね。むしろ討幕派への武器供給などで 海援隊が儲かるから、龍馬は武力討伐をメインにしていたと言われているのですが…『龍馬伝』では大政奉還する為に海援隊を設立した体になっていましたね。。。 その大政奉還に関しても 新政府樹立の際に 要職に身を置き 新政府に対して有利に商売をする為に…という思惑のもと、龍馬は行動していたと言う説が有力でして…史実の龍馬に関しては 亀山社中を設立した辺りから志士というよりも、カンパニーの社長として 経済に魅力を感じ(坂本の本家が商屋であり幼少の頃から商いに接していた影響も大きいと言われています)、世界を相手にしての商売を見据えていた感があるのですが…『龍馬伝』では日本の平和を守る為の大政奉還という体になっていましたね。。。 うーん、トレンディドラマとしては この辺は 生々しくて描けないのでしょうかね。。。

さて、次回は「いろは丸事件」という事で、これまでの『龍馬伝』の流れからだと…衝突相手の紀州藩に否がある体で描かれるのでしょうね。。。 次回 そこら辺は 頭を出来る限り柔軟にして 淡々と観ようと思います。





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