07 | 2017/08 | 09

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アニメ6  『墓場鬼太郎』 

『墓場鬼太郎』は、水木しげるさんが、貸本マンガ家時代に描いた作品で、『ゲゲゲの鬼太郎』の前身作品となるマンガです。


墓場鬼太郎 第一集 [DVD] 墓場鬼太郎 第一集 [DVD]

  原作:水木しげる アニメ企画:松崎 容子
   シリーズディレクター:地岡 公俊 シリーズ構成:成田 良美

   声の出演:野沢 雅子、田の中勇、大塚 周夫 他

   メーカー:角川エンタテインメント
   2008年 4月23日発売 小売希望価格 3.990円
  ◆画像クリックでAmazonにて詳細確認・購入が出来ます。


そんな『墓場鬼太郎』が、2008年に、『怪 ~ayakashi~』などで知られるフジテレビ系列の深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化、放送されたそうです。ちなみに、おいらは先日 レンタル屋でこの作品を見つけるまで、アニメ化された事を知りませんでした。それで、この機会に『墓場鬼太郎』を観てみました(@^▽^@)

全11話を観終え…率直な感想を言いますと、非常に完成度の高い作品だと感じました。水木さんの原画を多様し、マンガのコマ割り手法を用いたOP。次回の脚本の一部をテロップで流すED。伏線が見事に活きているシリーズ構成。更には作画、演出、音楽、声優さんの芝居など、どれも素敵です。そして何より、荒唐無稽ながら、生物であるが故に生じる本質の一端 「卑しさ」を突いた脚本が本当に素晴らしいです。

特に最終話の「アホな男」では、その「卑しさ」に対し、「楽しい」というある種の答え(方向)を導き出している様に、私的には思えました。実に見事な最終話でした。

さて、本作の主人公『墓場鬼太郎』は、『ゲゲゲの鬼太郎』の様に人間を妖怪や災いからは救いません。むしろその逆です。幽霊族ただ一人の生き残りである彼は情に薄く、人間社会で日々生きる(金を手に入れる)為に他者(人間、妖怪)を利用し、時には陥れます。かと思えば同年代の人間の女の子に恋をし、その子の気を引こうと躍起になったりもします。

ちなみに、鬼太郎に関わった者は、発狂、溺死、溶解、焼死、首吊りなどと…その殆んどが悲惨な目に遇います。。。

あと、彼は『ゲゲゲの鬼太郎』の様な毛針・リモコン下駄などの武器、神通力は持ち合わせていません。唯一、ご先祖様の霊糸から作られた神通力あるチャンチャンコは着ていますが…そのチャンチャンコを脱げば、何の力もない只の子供と成り果てる。それが『墓場鬼太郎』です(物語後半では、鬼太郎自身にも神通力が備わっているのかも? という描写は出てくるのですが(^^;) )。

そんな鬼太郎の事を、幽霊族の血統として暖かく見守る「目玉のおやじ」。鬼太郎以上に狡猾で無遠慮な「ねずみ男」。鬼太郎のチャンチャンコを奪い、ねずみ男に言い包められ人殺しまでする人間「ニセ鬼太郎」など、、、『墓場鬼太郎』の登場人物たちは、実に卑しく、その姿はこれまた実に滑稽です。

ですが、おいらみたいな日本人気質に縛られた人間には、自分を曝け出す事に躊躇せず、生きる(楽しい)事を見つけ出そうと裏表のない行動をする彼らに、ある種の魅力を感じてしまいます。

…社会に従わず、自分を曝け出し自由気ままにその日を生きるのと、社会に従い、自分を抑え自制し日々生きるのとでは、実際のところ…本当は一体どちらが卑しく滑稽なのでしょうね(o・ω・o)?




『墓場鬼太郎』 心に残った台詞


何も無い 何も無い事が終らない…!


(第5話 劇中 ニセ鬼太郎の台詞より引用)





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